文章を組み立てる

文章を組み立てる

文章を書くときは、先に順番を考えておくと書きやすくなります。何から書き始めるか、どこをくわしく書くか、最後に何を伝えるかを決めておきます。そうすると、読む人にも流れが伝わりやすくなります。

文章の組み立て方に迷ったときは、「初め」「中」「終わり」に分けて考えると、まとまりを作りやすくなります。

初め・中・終わりで考える

作文や感想文では、文章を3つのまとまりに分けると書きやすくなります。

初め
何について書くのかを伝える
できごと、理由、具体例をくわしく書く
終わり
思ったことや、いちばん伝えたいことを書く

この3つを先に決めておくと、話があちこちに広がりにくくなります。

短いメモから組み立てる

たとえば、発表について書く前に、つぎのようなメモを作ったとします。

  • 発表の前に緊張した
  • 資料を何度も見直した
  • 最後まで話せた
  • 友だちに「わかりやすかった」と言われた
  • 自信が持てた

このまま書き始めるより、順番を決めておくと、文章にしやすくなります。初めに何の話かを書きます。中にはできごとを書き、終わりで思ったことを書くと、流れがわかりやすくなります。

初め
発表について書く
緊張したこと、資料を見直したこと、最後まで話せたことを書く
終わり
発表を終えて自信が持てたことを書く

組み立ててから文章にする

順番を決めたら、短い文で本文にしていきます。

  • 授業で発表をしました。
  • 発表の前はとても緊張していました。
  • 資料を何度も見直しておいたので、最後まで話すことができました。
  • 発表が終わったあと、友だちから「内容がわかりやすかった」と言われました。
  • そのことばを聞いて、自信が持てました。
原稿用紙アプリで確認

中をくわしくする

「中」は、文章の中心になる部分です。できごとだけで終わらせず、様子や気持ちを足すと、読む人に伝わりやすくなります。

  • 何があったか
  • そのとき何をしたか
  • どんな様子だったか
  • どう思ったか
  • なぜそう思ったか

ただし、何でも多く書けばよいわけではありません。いちばん伝えたいことにつながる話を選びます。

順番を入れかえる

書いている途中で読みにくく感じたら、文の順番を見直します。

  • 発表が終わったあと、自信が持てました。
  • 授業で発表をしました。
  • 発表の前はとても緊張していました。

この順番だと、話が少し戻っているように感じます。時間の順番に並べると、読みやすくなります。

  • 授業で発表をしました。
  • 発表の前はとても緊張していました。
  • 発表が終わったあと、自信が持てました。
原稿用紙アプリで確認

おさらい

  • 文章を書く前に、順番を考える。
  • 初め・中・終わりに分ける。
  • 初めには、何について書くかを入れる。
  • 中には、できごと、理由、具体例を入れる。
  • 終わりには、思ったことや伝えたいことを入れる。
  • 読みにくいときは、文の順番を見直す。