
書き方が学べる本
文章は、書いているうちに少しずつ上達します。ただ、自分の文章を読み返しても、どこを直せば読みやすくなるのかわかりにくいことがあります。
そんなときは、文章の書き方を学べる本を読むと、どこを見直せばよいかがわかりやすくなります。ここでは、読みやすい文章を書くために役立つ本を紹介します。
このページでは、「どんな人に、どの本が合うか」がわかるように紹介します。
実際に文章を直したい人におすすめ
- 『新しい文章力の教室』唐木元
文章を読みやすくするための考え方を、文章を直しながら学べる本です。伝わる文章にする方法や、書いた文章の見直し方を知りたい人に向いています。
文章を書く前の準備、文の並べ方、言葉の選び方、見直し方などが具体的に説明されています。作文、感想文、ブログ、仕事の文章など、いろいろな文章を書くときに使いやすい本です。
この本が向いている人
- 文章をわかりやすく直したい人
- 書いた文章を見直す力をつけたい人
- 読みやすい文章の基本を実践的に学びたい人
文のしくみをしっかり学びたい人におすすめ
- 『日本語の作文技術』本多勝一
日本語の文を読みやすくするための、基本的な考え方を学べる本です。言葉の順番をどうすると読みやすくなるかを学べます。
日本語は、言葉の置き方によって意味がわかりにくくなることがあります。この本を読むと、「なぜこの文は読みにくいのか」「どう直すとわかりやすくなるのか」を考えやすくなります。
難しいところもありますが、文章を深く学びたい中高生や大人に向いています。
この本が向いている人
- 文の組み立て方を学びたい人
- 修飾語の位置をわかりやすくしたい人
- 理由がわかりやすい文章を書きたい人
考えを文章にする力をつけたい人におすすめ
- 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』古賀史健
文章を書く前に、どのように考えを整理するかを学べる本です。「何を書けばいいかわからない」「考えていることをうまく言葉にできない」と感じる人に向いています。
文章を書くときは、思ったことをそのまま書くだけではありません。自分の考えを整理し、読む人に伝わる形にしていく作業です。
この本は、文章の技術だけでなく、「書くとはどういうことか」を考えるきっかけになります。
この本が向いている人
- 自分の考えを文章にしたい人
- 作文や小論文で何を書けばよいか迷う人
- 書くことが苦手だと思う気持ちを少なくしたい人
小学生が読むなら
小学生が文章の本を読むときは、むずかしい文章の本よりも、作文や読書感想文の書き方がやさしく説明された本から始めるのがおすすめです。
小学生向けの本を選ぶポイント
- 例文が多い本
- 作文の書き出し方がわかる本
- 読書感想文の組み立て方がわかる本
- イラストや図が多い本
小学生は本を読むだけでなく、実際に短い文を書いてみることが大切です。「楽しかった」だけで終わらせず、「何が楽しかったのか」を少し足すだけでも、文章は伝わりやすくなります。
中学生・高校生が読むなら
中学生や高校生には、作文だけでなく、小論文やレポートにも役立つ本がおすすめです。
文章を書くときには、ただ感想を書くのではなく、理由や具体例を入れることが大切になります。
中高生が身につけたい流れ
- 自分の意見を書く
- 理由を書く
- 具体例を入れる
- 反対の考えも考える
- 最後にまとめる
このような流れを学べる本を選ぶと、作文、感想文、小論文、レポートに役立ちます。
大人・保護者が読むなら
子どもの作文を見守る大人には、文章の直し方がわかる本がおすすめです。ただし、子どもの文章を直しすぎると、書くことが苦手になってしまうことがあります。
大切なのは、すぐに正しい文へ直すことではなく、「何を伝えたいのか」を一緒に考えることです。
子どもに声をかけるときの例
- 何がいちばん言いたいの?
- どの場面が心に残った?
- なぜそう思ったの?
- もっとくわしく書けそう?
このように声をかけると、子どもが自分の言葉で書きやすくなります。
どの本から読むとよいか
迷ったときは、目的に合わせて選ぶとわかりやすいです。
- すぐに文章を直したい → 『新しい文章力の教室』
- 文のしくみを学びたい → 『日本語の作文技術』
- 考えを文章にする力をつけたい → 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』
文章の本は、読むだけで終わらせず、実際に自分の文章を見直すときに使うと効果があります。
読んだあとに試したいこと
- 文を短くする
- 段落を分ける
- 具体例を入れる
- 書き終えたあとに見直す
こうした基本を、本を読みながら少しずつ試していくと、文章はだんだん読みやすくなります。