
読書感想文には何を書くか
読書感想文は、本を読んで感じたことや考えたことを書く文章です。本の内容を紹介するだけでなく、心に残った場面や、その場面を読んで感じたこと、考えたことをまとめます。
「何を書けばよいかわからない」と感じたら、まずは書く内容を整理します。何を書くかが決まると、本文も書きやすくなります。
読書感想文で考えたいことは、つぎの4つです。
- 本のなかで心に残った場面
- その場面を読んで思ったこと
- 自分の経験や考えとつなげること
- 本を読んで変わった気持ちや考え
本の説明だけで終わらせない
読書感想文では、本の題名やあらすじを書いて、本の内容を伝えることもあります。
でも、あらすじだけでは、本の紹介になってしまいます。読書感想文では、本を読んで感じたことや考えたことを書くことが大切です。心に残った場面やその理由、自分の考えを書くと、個性のある感想文になります。
心に残った場面を書く
読書感想文を書くときは、本の全体について書こうとしなくても構いません。まず、心に残った場面をひとつ選びます。
楽しかった場面、悲しかった場面、おどろいた場面、ふしぎに思った場面など、自分の気持ちが動いたところを選ぶと、感想が書きやすくなります。
その場面で思ったことを書く
心に残った場面を選んだら、その場面を読んで思ったことを書きます。「おもしろかった」「かわいそうだった」だけで終わらせず、なぜそう思ったのかも考えます。
- なぜ、その場面が心に残ったのか。
- 登場人物のどんなところに気づいたのか。
- 自分なら、そのときどうすると思ったのか。
- 読んでいて、どんな気持ちになったのか。
このように問いかけると、自分の考えを書きやすくなります。
自分の経験とつなげる
本の中のできごとと、自分の経験をつなげることもできます。似た経験をしたことがあるか、登場人物と同じ気持ちになったことがあるかを考えます。
自分の経験とつなげると、読書感想文に自分らしさが出ます。同じ本を読んでも、心に残る場面や考えることは人によってちがいます。
読む前後の変化を書く
読書感想文の最後には、本を読む前と読んだ後で変わったことを書くと、まとめやすくなります。気持ちや考え方が少しでも変わったなら、それも大切な感想です。
- 前よりも、登場人物の気持ちがわかるようになった。
- 自分も、あきらめずにやってみたいと思った。
- 今まで知らなかったことを知って、考え方が変わった。
- 家族や友だちとの関わり方を見直したいと思った。
おさらい
読書感想文には、本を読んだ自分の気持ちや考えを書きます。あらすじは必要なところだけにして、自分の感想を中心にします。
- 本のあらすじだけで終わらせない。
- 心に残った場面をひとつ選ぶ。
- その場面で思ったことを書く。
- 自分の経験や考えとつなげる。
- 読む前後の変化を書く。
はじめから全部をうまく書こうとしなくてもだいじょうぶです。まずは、心に残った場面を見つけて、「なぜ心に残ったのか」を考えるところから始めると書きやすくなります。